
NPO法人「かたつむり」様で講演
八王子には、発達障害のお子さんを持つご家族を支えるネットワークを作り上げてきた「NPO法人かたつむり」がありますが、理事長・西村様のご厚意で、10月2日(月)に講演をさせて頂くことになりました。
とはいえ、堅苦しいものではなく、半分くらいお話させて頂き、半分くらいは、逆に、私の方から参加者の方々にお話を伺わせて頂こうと目論んでいます。 テーマは「発達障害者の就労の現実」というものになるかと思います。
急増している発達障害者の就労は、あるいは、引きこもりは、大きな社会的課題の一つになっていますが、これに対する特効薬は、明言しますが、存在しません。
その上で、雇用する企業側のあり方だけでなく、障害者側、更に、彼らを抱えている施設側の様々な課題、そして制度的な問題など、現実を見据えつつ、しかし安易に追認することなく、解決すべき社会的な課題として積極的な提言につなげていければと思っています。 開催の詳細は、添付の画像をご覧ください。
当事者の方はもちろん、ご家族の方など、関心のある方は、ぜひ、ご参加頂ければ幸いです。皆様とご一緒に考えてい

ドローンを飛行させました!
本日のフードバンク八王子ワークスでは、プログラム制御の下で、ドローンを飛行させてみました。
もちろん、飛行プログラムはワークス利用者のみなさんが作成したものです(我々は一切手を出していません)。彼らは、ごく自然な形で役割分担し、一つのチームとなって、見事に(意図した)飛行を成功させました!
利用者のみなさんの嬉しそうな表情と飛行しているドローンの動画も撮影したのですが、お見せできないのが残念です。
やはり、何かを作ったり、制御したりするのは、楽しいですね。

「家族や当事者が発達障害を語り合う会」を開催します
9月16日(土)午前10時から「家族や当事者が発達障害を語り合う会」を開催します。
今回は「地域と繋がる、悩みを共有する」をテーマとして、当事者の方はもちろん、ご家族の方々、支援する側の方、あるいは障害に関心のある方々とご一緒に、様々な「悩み」を語り合います。
どうか、お気軽にご参加頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。

当事者研究、始めました
フードバンク八王子ワークスでは「当事者研究」を始めました。障害者が当事者として自分自身を研究対象とする試みです。(ただし独自のルールを設定しています) その目的は、話す立場として自己理解を深めること、聞く立場として他者理解を深めること、更に、この他者理解を経由して、もう一歩自己理解を深めることです。 今回は、二名の利用者の人に話をしてもらいました。詳細を書くことはできませんが、彼らは自分自身のことを驚くほど客観的に語ってくれました。特に、自閉症傾向の深い人が、それにもかかわらず鮮やかな表現で語ってくれたのには強く印象づけられました。 自己理解を深める、これはもちろん、障害者だけの問題ではありません。 誰もが、人間である限り、宿命的に逃れられない問題です。 進行役として、問いかけ、唸り、感嘆し、驚き、あるいは笑いながら、私自身が、あらためて痛感しました。 正解など、ここには存在しません。ただ、語る、お互いに語り合うというプロセスのみがあります。 その果てに何があるのか、まだ途上です。